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NAGASEグループ、光学デバイス開発で欧州企業と提携

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。
長瀬産業を中核とするNAGASEグループは2020年3月9日、同グ

ループのフィンランド企業Inkron社が2020年3月9日、独SCHOT

T 社、オーストリアEVG(EV Group)社、英WaveOptics社と協

業して、AR/VRウェアラブルディスプレイ向けの光学部品の開発

を行ことを発表した。

Inkronは半導体、電子デバイス向けの機能性材料の開発・製造

ーカ、SCHOTTは産業用ガラスメーカ、EVGは半導体製造

装置メーカ、WaveOpticsは光学部品メーカ。

協業の対象となるのは、AR/VRウェアラブルディスプレイを

構成する部品の一つである光導波路の大量生産を可能にする300

mmガラスウェーハプロセスの開発。基板にSCHOTTの高屈折ガ

ラス(屈折率1.9)「RealView」、高屈折ガラスに適合するInkron

の高屈折ナノインプリントコーティング材、EVGのナノインプリ

ントリソグラフィ(NIL)技術、そのNIL技術を利用して形成す

WaveOpticsの独自設計の光導波路構造を組み合わせて生産さ

るものとなる。

EVGは独自のウェーハ加工装置を利用し、ナノインプリント

量産実証機を製造している。SmartNIL技術を利用したHERCUL

ES NIL 300mm完全モジュール式一体型UN-NILシステムにより、

300mmウェーハへのナノ構造を高速かつ大量に複製・製造する

ことができるようになっている。

WaveOpticsは広視野角で広いアイボックスを持つ回折光導波

路技術のプラットフォームを提供している。

InkronとEVGはナノインプリント技術による回折光学格子

(Diffractive Optical Element:DOE)の開発、製造において協

業することも発表した。InkronはEVGのNIL装置を利用して、

NIL加工に最適化された新たな光学材料の開発を進める。



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最終更新 2020年 3月 19日(木曜日) 18:47  

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