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Intel,“脳”を模した高性能演算システムを強化

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。
米Intel社は2020年3月18日、最新のニューロモルフィック・リ

ーチ・システム(neuromorphic research system)「Pohoiki

Springs」について、同社が行っている研究コミュニティ「Intel

Neuromorphic Research Community (INRC)」メンバに提供する

準備が整ったことを発表した。neuromorphic research system

は脳の構造を模倣した演算システム。Pohoiki Springsは、同社

の研究チップ「Loihi」を768基搭載しながら、消費電力を500w

以下に抑えている。

Intelが2017年11月に発表したLoihiは、SNN(Spiking Nural

Network:スパイキングニューラルネットワーク)アルゴリズム

用に最適化したアーキテクチャ内に128個のコアを搭載したチッ

プ。発表時点、14nmプロセスで製造されていた。最大13万のニ

ューロンと、1億2800万のシナプスに相当する機能が組み込まれ

ている。

Intelでは、neuromorphic research systemは汎用演算システム

ではなく、特定の用途に特化したシステムであり、スパースコ

 ディングやグラフ検索、制約充足問題などのワークロードに

て高い処理能力を実現する。この特性を活かして、自律走

行自車からスマートホーム、サイバーセキュリティまで

さまざま実世界の問題に対して高速かつ高効率な処理を実現

するものとて期待できるしている。特定分野においては、従

来のCPUより最大1,000倍高速かつ1万倍高効率に処理可能であ

るとしている。



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最終更新 2020年 3月 19日(木曜日) 18:37  

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