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新型コロナウィルスにより世界の電子機器成長見通しは1.2ポイントダウン

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。
世界中に広がりを見せている新型コロナウィルス。エレクトロ

ニクス産業にはどのような影響をおよぼすのかが注目されてい

る。インフォーマ・インテリジェンス 南川博ディレクター

が、新型コロナウィルスの電子機器市場に及ぼす影響の試算を

明らかにした。今回の試算によれば、2020年の世界の電子機器

成長率はそれまでの予測から1.2%ポイントも低下することにな

った。

概要は以下の通り。

1)電子機器の43%は中国で製造されており、ノートPCは86

%、モバイルフォンは75%、白物家電では72%が中国製造と

なっている。

2)新型コロナウィルスの影響による工場閉鎖で影響があるの

は中国全体の約30%程度。

3)43%×30%=12.9%の電子機器に影響がある。

4)1か月の工場停止の影響はこの1/12なので1.1%と試算

5)2020年の世界の電子機器成長率を4.5%と予測しているた

め、1か月間の停止で成長率が3.4%に減少する計算になる。


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最終更新 2020年 2月 26日(水曜日) 17:00  

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