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ウェアラブルデバイスの進化

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。

2月10日、港区のオランダ大使館において、オランダTNOと


ベルギーの研究機関imecが設立したオランダの研究機関


「Holst Centre」のウェアラブル・テクノロジーに関する


プレゼンテーションが、同センターに在籍するファッション


デザイナーのパウリン・ファン・ドンゲン氏によって行われた。


ファン・ドンゲン氏は、「デザイナーによるファッションと


テクノロジーに関する材料美学の考察」という研究により、


オランダのファッションデザイナー初の博士号を2019年に

 

 取得した。


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(パウリン・ファン・ドンゲン氏)

今回展示してあった彼女がデザインした服からは、ウェアラブルを


隠すのではなく、積極的にデザインとして取り入れて行くという思い


が感じられた。


これらのウェアラブルデバイスは、NFCやBluetoothといった技術に


よってスマートフォンと連携し、ユーザーはスマートフォンでデータ


を確認する事が可能となる。


今回展示していたウェアラブルデバイスには、服に貼り付けられた


太陽電池によってデバイスの充電が可能になる上着や、

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(衣服に張り巡らされた太陽電池)

体に貼り付けるだけで2週間生体データを


読み取れるチップ型デバイス

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乳児用モニタリングデバイス「バンビベルト」


(喋れない、動き回る赤ちゃんの医療データがリアルタイムに分かっ


たらお母さんはどんなに楽だろう)

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(バンビチップの装着例)


そして「リラックスシャツ」という、着用者の緊張を感知して、


背中に付けられたデバイスが振動し、深呼吸を促すユニークなものも


存在した。

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(着用者の緊張を感知し、写真下部の丸いパッドが上から下へ順に振動し、深呼吸を促す)


ファン・ドンゲン氏は、「今後ファッションデザイナーと研究者

 

がより力を合わせることでウェアラブルデバイスは更に良くなる」

 

と述べ、会場の参加者たちも大きく共感した様子であった。


今回のプレゼンテーションを拝見し、ウェアラブルデバイスは医療に


対してとても親和性が高く、価格や信頼性といった項目がクリア


されれば、今すぐにでも量産されて現場で使ってほしいと感じた。


看護師さんは毎日患者の体温を測ったり、脈を取ったりするのである。


着るだけで体温や脈といった情報が入ってくれば、その手間をより


直接的な治療や、コミュニケーションに回す事で患者も看護師さんも


よりハッピーになれる。


一方、個人での使用に関しては衣服という最も多様性のある商品に


対して、デバイスというこれまた多様性のあるものが付加されようと


している。それによって様々な用途やデザインが考えられるだろうが、


その中から本質を突いたものを発表して、一過性のブームで終わらず


に人の役に立ち続けて欲しい。


ウェアラブルデバイスの先駆者であるApple watchを始めとしたスマート


ウォッチは、今まで人間が時間を確認するために使用していたものを、


健康とネットワーク、洗練されたデザインという付加価値をつけて


うまく日常に取り入れられた。今までの服の機能性(デザイン性、


使いやすさ、軽さ、洗いやすさ)を失わずにデバイスならではの付加価値


をつけられることが、今後普及するかどうかのキーポイントになるだろう。


また、今回の発表会では日本の技術者、ファッション業界の双方が


集まっており、プレゼンテーション修了後は両者の交流が図られていた。


日本からもHolst Centreに負けないような良い機能、デザイン性を持った


ウェアラブルデバイスが誕生してほしい。


今回発表を頂いたHolst Centreは2月12日〜14日に東京ビッグサイトで


開催される第6回ウェアラブルExpoに出展する。


興味がある方はぜひ足を運んでみてほしい。


https://www.wearable-expo.jp/ja-jp.html

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最終更新 2020年 2月 13日(木曜日) 15:14  

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