Home 2020年世界半導体市場は6%増

世界半導体市場、2020年は6%増を期待

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。
世界半導体市場統計(WSTS)は2019年12月3日、世界半導体

市場の2019年見通しと2020年予測を発表した。

2019年の世界半導体市場は前年比12.8%減予測している4,089

億8,800万米ドルと見通した。半導体市場は2018年後半から急激

に悪化、2019年もその流れを受けて、年初から前年割れで推移

している。さらにスマートフォンの需要低迷に加え、市場の不

透明感が根強いことから、前年割れの見通しとなった。

2019年における製品別市場(ドルベース)は、ディスクリー

トは前年比0.6%減、市場規模240億ドル、オプトは同7.9%増、

市場規模411億米ドル、センサは同2.0%増、市場規模136億米

ドル、IC全体は同16.0%減、市場規模3,303億米ドルと予測し
ている。

ICの製品別では、メモリが前年比33.0%減と大幅に低下した。

ロジックは同4.3%減、マイクロは同2.3%減、アナログは同7.9
%減と予測した。

2020年は、世界経済の更なる悪化を想定しなかったことに加

え、5Gの立ち上がりやデータセンタ関連投資の回復、次世代ゲ

ーム機の登場などに期待し、前年比5.9%増と予測した。想定し

ているドル/円の為替レートは、2018年:110.4円、2019年:

108.4円、2020年は106.8円である。

製品別では、ディスクリートは前年比3.8%増、市場規模249億

米ドル、オプトデバイスは同12.5%増、市場規模は462億米ドル、

センサは同5.4%増、市場規模は144億米ドル、IC全体では同5.2%

増、市場規模3,476億ドルと予測している。

ICの製品別予測は、メモリが前年比4.1%増と緩やかではあるが

回復に向かい、ロジックは同6.5%増、マイクロは同4.9%増、ア

ナログは同5.3%増と予測している。

日本の半導体市場については、2018年が前年比7.5%増、金額は

約4兆4,126億円。2019年は同12.7%減、市場規模は約3兆8,521億

円と見通している。2020年は同1.7%増、市場規模約3兆9,162億円

になるものと予測した。

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最終更新 2019年 12月 09日(月曜日) 19:40  

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