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Google、72量子ビットプロセッサ「Bristlecone」発表

●東芝は12月13日、同社のメモリ事業売却に関して係争中となっていた米Western Digital社(以下WD)との和解を発表した。両社は今後、フラッシュメモリ事業に関する協業を一層強化する。
●同合意により東芝メモリとWDは、現在建設中の四日市工場第6製造棟への今後の設備投資を共同で実施すると発表した。東芝が本年10月に公表している投資が含まれる。また両社は、東芝が岩手で建設を計画する新製造棟へのWDの参画に関する最終契約についても、今後協議を進める。
●両社は、フラッシュメモリ事業に関する合弁会社の契約期間を延長する。フラッシュアライアンス社については2029年12月31日まで、フラッシュフォワード社については2027年12月31日まで契約を延長する。フラッシュパートナーズ社については、既に2029年12月31日まで契約が延長されている。
●今回の和解により、東芝メモリの売却に関して全当事者が協調することとなった。東芝は2018年3月末までの売却完了に向けて、引き続き手続きを進める。
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(左)Bristlecone外観 (右)デバイス模式図(Xが量子ビットを表す)
  
  
●米Google社は3月5日、72量子ビットを有する新たな量子プロセッサ「Bristlecone」を発表した。従来のスパコンで成し得なかった計算処理を量子コンピュータで実現する「量子超越性」への世界初の到達を目指す。
  
●同社が以前9量子ビットプロセッサで実証したエラー率は読み出しが1%、量子ゲートを用いた論理演算では1量子ビットで0.1%、2量子ビットで0.6%が最良の結果となっており、今回同様のスキームを72量子ビットに拡張する。
  
同社は一方で、量子超越性の実証には49量子ビット、2量子ビットのエラー率0.5%以下が求められるとしている。量子ビット数は優に水準を満たしているが、2量子ビットのエラー率は今後の更なる改善が必要となる。
  
●また同社はBristleconeの低いエラー率による動作において、ソフトウェアや制御機器との高いレベルでの連携が不可欠だと述べている。
 
●なお、量子コンピュータは量子ゲート方式と量子アニーリング方式の2種類に分かれる。量子ゲート方式は、米Google社以外に米IBM社、米Microsoft社も開発を進めている。一方の量子アニーリング方式は、カナダD-Wave社が2011年に商用化に至っており、2017年1月には2,000量子ビット級の量子アニーリングマシン「D-Wave 2000Q」を商用化した
  
(画像は米Google社「Google Research Blog」より)
  
  
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最終更新 2018年 3月 12日(月曜日) 09:39