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富士通ら、光送受信技術と光変調伝送技術を開発

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上図:今回開発されたシリコンフォトニクス光送受信器
  
●富士通と技術研究組合光電子融合基盤技術研究所(PETRA)は、従来の約2倍となる伝送密度約400Gbps/cm2でデータ伝送するシリコンフォトニクス光送受信器の開発成功を発表した。同発表によると、世界最高の伝送密度になるという。また、4値パルス制御で高速光信号を発生する光変調伝送技術も開発し、従来比で40%の消費電力低減で1チャンネル56Gbpsという高速データ伝送を可能とした。
 
●将来のサーバーシステムの高性能・高効率化に向け、プロセッサを多数接続するシステムの大規模化が進められており、サーバーシステム内のデータ伝送容量の拡大が重要な課題となっている。従来の電気配線を用いたデータ伝送のみでは限界があるため、データ伝送を光で行う手法が期待されている。
  
  
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上図:今回開発されたシリコンフォトニクス光回路
  
●今回開発された小型シリコンフォトニクス光回路は、8mm×9mmで400Gbps動作が可能となっている。16個の光変調器を配列した光送信部と、16個の受光器を配列した光受信部で構成されている。今回、レーザー素子搭載端子をリフトオフで形成することにより、光送受信器用の新しい光回路端子構造を実現した。
  
  
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上図:光送受信器実装・配線構造
  
●また、光送受信器を高密度に形成するには、多数の電気信号の入出力とその電源配線を、互いに干渉することなく接続することが必要となる。PETRAは、駆動電子回路でガラスセラミックインターポーザとシリコンフォトニクス光回路をブリッジ状に接続する実装構造を開発しており、今回この構造を適用した。
  
●今後同社では開発された光送受信器技術を光モジュールに適用し、2019年度の実用化を目指す。
  
(画像は富士通 プレスリリースより)
  
  
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最終更新 2017年 9月 25日(月曜日) 09:36