Home GNC Letter(配信ニュース)一覧 ルネサス、仮想化を実現するフラッシュ内蔵28nm車載制御用マイコンを発表

ルネサス、仮想化を実現するフラッシュ内蔵28nm車載制御用マイコンを発表

●東芝は12月13日、同社のメモリ事業売却に関して係争中となっていた米Western Digital社(以下WD)との和解を発表した。両社は今後、フラッシュメモリ事業に関する協業を一層強化する。
●同合意により東芝メモリとWDは、現在建設中の四日市工場第6製造棟への今後の設備投資を共同で実施すると発表した。東芝が本年10月に公表している投資が含まれる。また両社は、東芝が岩手で建設を計画する新製造棟へのWDの参画に関する最終契約についても、今後協議を進める。
●両社は、フラッシュメモリ事業に関する合弁会社の契約期間を延長する。フラッシュアライアンス社については2029年12月31日まで、フラッシュフォワード社については2027年12月31日まで契約を延長する。フラッシュパートナーズ社については、既に2029年12月31日まで契約が延長されている。
●今回の和解により、東芝メモリの売却に関して全当事者が協調することとなった。東芝は2018年3月末までの売却完了に向けて、引き続き手続きを進める。
・ルネサス エレクトロニクスは2019年2月25日、28nmプロセス採用のフラッシュメモリ内蔵車載制御マイコン「RH850/U2A」を開発した。新製品は、RH850のリアルタイム性を確保しつつ、フラッシュメモリ内蔵のシングルチップマイコンとして、仮想化を実現することに成功。この仮想化技術は、機能安全レベルASIL Dまでサポート可能のため、機能安全レベルの異なるECUの統合を可能にする。「RH850/U2A」は、従来のシャシー制御用マイコンRH850/Pxシリーズと、ボディ制御用マイコンRH850/Fxシリーズの、双方の機能を統合した後継モデルです。複数の用途に使用できる新世代の車載制御マイコン「クロスドメインマイコン」として、シャシー制御、ボディ制御のほか、ドメイン制御や、ローエンドからミッドレンジのゲートウェイ用ECUにも最適となっている。

・クルマの電気/電子(E/E)アーキテクチャの変化に伴うECUの統合化を早期に実現するため、複数の役割を1チップで実現するニーズが高まっている。これに応えるため、RH850/U2Aにはハードウェアによる仮想化支援機構を搭載した。この仮想化技術は、リアルタイム性を確保しながらシャシー用などでは必須となる最も高い機能安全レベルASIL Dをサポートすることが可能となっている。これにより、機能安全レベルの異なる複数のソフトウェアを1つのマイコンに搭載し、同時に独立して動作させることが可能となっている。各ソフトウェアは相互干渉しないため、ユーザは従来のソフトウェア資産を効率よく活用してECUの統合を図ることができる。

・また、将来の機能拡張に対応できるだけでなく、自動車の走行を中断せずにOTA(Over The Air)によるソフトウェアの更新が可能となっている。また、
ルネサスは「RH850/U2A」を第一弾として、クロスドメインマイコンのソフトウェアや開発環境を整備していく計画。本新製品「RH850/U2A」は、2020年1Qからサンプル出荷を順次開始する予定となっている。

・また、ADASや自動運転機能により増加する各種センサからの信号を高速で通信するため、最大16チャネルのCAN-FDに加え、SGMII 規格の1Gbpsのイーサネット通信インタフェースを搭載するなど、ネットワーク機能を強化している。
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最終更新 2019年 3月 04日(月曜日) 13:14  

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