キオクシアホールディングス株式会社(以下キオクシア)は、社名を
変更してから初の四半期決算(第二四半期)を発表した。
売上高は2390億円となり、全四半期比11.5%増、営業損益は
マイナス658億円となり、前期比33.5%の改善を示した。
当期純損益はマイナス560億円となり、前期比41.2%の改善を示した。
今回の決算についてキオクシアは、6月に発生した四日市工場の停電
による影響は軽微としつつ、今後は供給側の在庫水準の適正化が
計られ、需要側はデータセンター投資の回復及び、
スマートフォンのメモリ搭載量増加トレンドにより、
来年にかけて需給バランスは安定的に推移すると明るい見通しを
立てている。
また、10月に竣工した北上工場第一製造棟の生産開始は
2020年を予定しているとの発表もあった。
