Home 増えるスマホのカメラ数【2】

【コラム】スマートフォンのカメラはどこまで増える?【2】

富士通は2019年7月25日、2019年度第1四半期(2019年4月〜7月)業績を発表した。LSI、電子部品で構成されるデバイスソリューション事業は、売上高が前年度同期比35.6%減の846億円、営業損益は前年度同期から84億円悪化、77億円の赤字となった。このうちLSI事業の売上高は同80.7%減の179億円となった。
半導体販売会社(富士通エレクトロニクス)、電子部品製造会社を2018年度第4四半期に連結から外すなどの事業再編を進めたことにより、大幅な売り上げ減となった。営業利益についても国内工場の再編費用増加により減益となった。
2019年度通期のデバイスソリューション事業の業績見通しは、売上高が前年度比38.4%減の3,000億円、営業利益はゼロとなっている。LSI事業については売上高400億円にまで縮小する見通しである。
華為電子のフラッグシップ「P30 pro」はexperia1同様、3つの

レンズを広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズに使用し、もう

1台をToFセンサー(深度測定カメラ、光を被写体に反射させ、

返ってくるまでの時間で被写体のサイズ計測が可能。

暗所にも強いのが特徴)

とし、被写体の焦点合わせに強く、AR(拡張現実)空間の再現

にも効果を発揮する。

190909_p30

そんな華為電子以上にカメラを搭載してしまったのが、北欧の雄

NOKIAである。

12メガピクセルの5つのレンズ(うち2つRGBカラーレンズ、

うち3つモノクロレンズ)に加え、ファーウェイと同様にToF

センサーを1つ搭載し、更にフラッシュもレンズと同デザインで

まとめた7つの眼があるデザインはさながらドラゴンボール

のようである。

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いったい5つもあって各レンズはどのように機能しているのか。

まず、5つレンズがついていながら、他社の様に焦点距離に差を

設けていない。全て28mmである。それによって、5つのシャッターは

全て同じシーンを撮影し、1つのレンズで撮影した時と比較して、

10倍以上の光を集める事が可能となる。

この5枚の写真を合成する事で、ダイナミックレンジが広くなり、

立体的な写真を得る事が可能となる。

また、モノクロ写真も通常のカラー写真をモノクロに変換する方式では

なく、モノクロ専用のセンサーを搭載しているので、

白と黒の立体感がより現れる迫力あるモノクロ写真が撮影できるという。

このように、スマートフォンでは複数の小型レンズを搭載したことに

よって、通常の1眼レフカメラとは違った方向で写真の楽しさ

を広げる事に成功した。NOKIAのように、カラーレンズに加えこの時代

にあえてモノクロ専用レンズを組み込んだアイデアも素晴らしい。

デザインを損なうことなく、各レンズにそれぞれの機能を盛り込めば、

更なる多レンズ化の可能性も感じる。

また、今後は1眼レフなどのカメラ自体にスマートフォンのカメラ技術

がカメラに「逆輸入」される可能性があるとも感じた。
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最終更新 2019年 9月 06日(金曜日) 18:33  

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