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JOLEDがJDIの能美工場取得、RGB印刷方式OLEDを量産

●東芝は12月13日、同社のメモリ事業売却に関して係争中となっていた米Western Digital社(以下WD)との和解を発表した。両社は今後、フラッシュメモリ事業に関する協業を一層強化する。
●同合意により東芝メモリとWDは、現在建設中の四日市工場第6製造棟への今後の設備投資を共同で実施すると発表した。東芝が本年10月に公表している投資が含まれる。また両社は、東芝が岩手で建設を計画する新製造棟へのWDの参画に関する最終契約についても、今後協議を進める。
●両社は、フラッシュメモリ事業に関する合弁会社の契約期間を延長する。フラッシュアライアンス社については2029年12月31日まで、フラッシュフォワード社については2027年12月31日まで契約を延長する。フラッシュパートナーズ社については、既に2029年12月31日まで契約が延長されている。
●今回の和解により、東芝メモリの売却に関して全当事者が協調することとなった。東芝は2018年3月末までの売却完了に向けて、引き続き手続きを進める。
JOLEDは2018年6月26日、ジャパンディスプレイ(JDI)の旧能美工場を産業革新機構から6月29日付けで取得、7月1日に新しい事業所として開設する。JOLEDでは、同事業所をRGB印刷式OLED(有機ELディスプレイ)の量産工場として2020年の稼働を目指す。

・能美事業所は、敷地面積は約10万m2、建設予定の地上5階建て新製造棟を含む延べ床面積は10万4000m2。稼働開始時はG5.5(ガラス基板サイズ1300×1500ミリ)のラインで月産約2万枚の生産能力となる見通し。ハイエンドモニタや車載ディスプレイ、PCなどの用途を想定して10-32インチの中型サイズを生産する。

・同社は量産開始に向け、6月末までに1000億円規模の資金調達を目指すとしており、6月時点でも継続中である。

・JOLEDは、2015年1月にパナソニックとソニーの有機EL開発部門を統合し、設立されたOLED専業パネルメーカ。パナソニックが開発していたRGB印刷方式を継承し、量産技術の確立を目指している。

・16年にはJDIの製造ラインを借り受ける形で、G4.5(730×920ミリ)のパイロットライン(開発試作ライン)を石川技術センター内に開設。ここで製造した21.6インチの4K有機ELパネルは現在、医療用モニタやハイエンドモニタ向けパネルとして出荷している。

・なお、この譲渡に先立ち、JDIは産業革新機構に能美工場を200億円で譲渡している。また、JDIはJOLEDに対して資金面の支援を強化、保有株式比率を15%に拡張する。
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最終更新 2018年 6月 29日(金曜日) 09:59