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2018年の世界半導体市場は前年比12.4%増に:WSTS春季予測

●東芝は12月13日、同社のメモリ事業売却に関して係争中となっていた米Western Digital社(以下WD)との和解を発表した。両社は今後、フラッシュメモリ事業に関する協業を一層強化する。
●同合意により東芝メモリとWDは、現在建設中の四日市工場第6製造棟への今後の設備投資を共同で実施すると発表した。東芝が本年10月に公表している投資が含まれる。また両社は、東芝が岩手で建設を計画する新製造棟へのWDの参画に関する最終契約についても、今後協議を進める。
●両社は、フラッシュメモリ事業に関する合弁会社の契約期間を延長する。フラッシュアライアンス社については2029年12月31日まで、フラッシュフォワード社については2027年12月31日まで契約を延長する。フラッシュパートナーズ社については、既に2029年12月31日まで契約が延長されている。
●今回の和解により、東芝メモリの売却に関して全当事者が協調することとなった。東芝は2018年3月末までの売却完了に向けて、引き続き手続きを進める。
・2018年6月5日、世界半導体出荷統計(WSTS)の2018年春季予測が発表された。
・2017年は幅広い電子機器向けに半導体需要が旺盛で、メモリ市場を始め多くの製品で高成長がみられた。メモリ市場は前年比61.5%増の1239億7400万米ドルとなった。アナログICも同10.9%増の530億7000万米ドルと大きな成長を遂げた。IC全体では同24.0%増の3431億8600万米ドルに達した。

・ディスクリートが同11.5%増の216億5100万米ドル、センサが同16.2%増の125億7100万米ドルと、2桁成長を記録、半導体全体では同21.6%増の4122億2100万米ドルにまで拡大した。

・2018年にはメモリ市場の高成長が継続することに加え、世界経済の持続的な成長により多くの電子機器向けで半導体需要が拡大するとみて、半導体合計で前年比12.4%増の4634億1200万米ドルと、2年連続の二桁成長を予測している。その後、2019年には同4.4%増と勢いは鈍化するものの、成長を持続するものと予測している。
なお、US$1に対する円の為替レートは、2017年112.1円、2018年以降は108.4円を前提としている。

・2018年における製品別のドルベースでの市場は、ディスクリートは前年比9.0%増、市場規模236億米ドル、オプトは同3.4%増、市場規模360億米ドル、センサは同5.9%増、市場規模133億米ドルと予測している。

・IC全体は同13.8%増、市場規模3905億ドルと予測した。
ICの製品別では、メモリは同26.5%増、ロジックは同7.1%増、マイクロは同3.5%増、アナログは同9.5%増と予測した。

・2019年には、ディスクリートは同4.4%増、市場規模247億米ドル、オプトは同5.7%増、市場規模は380億米ドル、センサは同6.1%増、市場規模141億米ドル、IC全体は同4.2%増、市場規模は4069億米ドルと予測した。ICの製品別予測では、メモリは同3.7%増、ロジックは同4.8%増、マイクロは同3.7%増、アナログは同5.1%増と予測した。

・2017年の円ベースでの日本の半導体市場は、同17.0%増、金額では約4兆1041億円となった。2018年は、円ベースで同5.0%増と成長を継続、市場規模約は約4兆3076億円となるものと予想している。2019年は同4.2%増、市場規模約4兆4904億円になるものと予測している。
ドルベースでは2017年が同13.3%増、2018年は同8.6%増の予測となっている。
20180618_WSTS2018
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最終更新 2018年 6月 15日(金曜日) 14:41